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総統日記

私総統は、日記に憧れました。 題して、総統日記。 
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ある朝、堤防を走る勤勉なバレー部二人。


先輩・後輩「ファイオッ!ファイオッ!」



後輩「先輩!何か落ちてます!」

先輩「なんだろうね、うんこに見えるけど」

後輩「そうですね!先輩!」

先輩「でもうんこじゃないかもしれないよ?」

後輩「はい!」

先輩「少し匂ってみようか」

後輩「クンクン・・・先輩!うんこの匂いがします!」

先輩「どれ・・クンクン・・・そうだね!」

後輩「はい!」

先輩「・・・・でも、うんこじゃないかもしれないよ?」

後輩「そうですね!」

先輩「ちょっと食べ見ようか?」

後輩「・・・モグモグ・・・せんふぁい!うんほの味がしまふ!」

先輩「どれどれ・・・モグモグ・・・ほうだね、うんほの味がふるね」

後輩「ふぁい!」

先輩「じゃあ、踏まないように気をつけていこおか」

後輩「はい!」





先輩・後輩「ファイオッ!ファイオッ!」



どっかで聞きました。

最低な記事申し訳ございません。

子どもにはうけるんじゃないでしょうか。
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幾日も降り続いた記録的な大雨。

私の心も湿気のせいか、どんよりと曇っていた。


「あぁ、今日も雨か・・・」


ダラダラと過ごしている家族を見ながら、そう呟いていた。


現在の時刻は午前9時。

久しぶりに早く起きた朝だった。


朝ごはんを作る。

メニューはコンソメスープにツナサラダ。

早々と食べ、手際良く後片付けを始める。

そうしていると、曇っていた心がさらに曇るのがわかった。

休日、つまらない日だ。

何かしよう。

何かしよう。

何かしよう。





おやすみなさい。

本日、水曜日。

毎週のことながら、講義をとっていないため休日だ。

休日、怠惰な生活を送る日という言い回しの方がしっくりくる。

そんな1日を振り返ってみる。

もちろん朝は起きない。

昼を過ぎたあたりでようやく目覚める。

「ふぁー、今日は早く起きたなぁ」

寝言をほざきながら、朝ごはんを昼ごはんよりも遅い時間に食べる。

何を食べたのだろうか。

それすらも忘れるほどのお粗末な食事。

大学に合格し、新たな生活に思いを馳せていた頃の自分が嘘のようだ。

「朝は7時にしっかり起きる!」

「朝ごはんには味噌汁を作るんだ!」

「お弁当だって毎日作るぞ!」

今ではすっかり見るも無残な抱負の数々。

「朝って昼過ぎの事ですか?」

「味噌汁?クノールクノール!!」

「お弁当?イレブンイレブン!!」

なんともまぁ、見事な堕落ぶり。

たまに作る味噌汁も、かなりの味の濃さだ。

あぁ、あの頃の俺はなんて男前なのだろう。





ふと寝ぼけた脳が朝を感じ取る。

時刻は午後3時。

そういえば昨日、S君が遊ぼうと言っていた。

確か集合時間は12時。

おそらく、特急列車でも間に合わないだろう。

『潔く諦めるのが男というもの』などと、自分を正当化する。

昨日S君に頼まれたビデオ録画はしっかり一人でできた。

その事を差し引けば、怒り狂って家まで押しかける事は無いだろう。

むしろ、目に見える形でお釣りが来るはずだ。

100円とか100円とか100円とか。

そんな事などを考えながら、3時間ほど無駄な時間を過ごしていた。

午後6時、外もすっかり暗くなった。

最近は、めっきり日の出ている時間が減った。

4時半頃にはもう暗くなり始める。

気温も、雪こそ降ってはいないが、すっかり冬模様。

外に出るのも億劫だ。

自分の今後に一抹の不安を覚える日。

それが休日だ。



しかし今、最も不安なのは、明日の通学電車だ。

というのも、明日は1時限目から講義が入っている。

どんなに遅くとも、8時までの電車に乗らなければ間に合わない。

そして、この時間の電車は、いわゆる通勤ラッシュだ。

こんな北海道の片田舎だが、空港と県庁所在地との間の街だ。

それなりと言わず、それどころでは無い程の混みようを見せる。

先々週など、向かいに立つおっさんとものすごい密着姿勢だった。

先週は鼻息が感じられる距離だった。

この調子でいくと、明日はキスの一つでもかましかねない。

・・・それだけは避けたい。

向こうサイドも、相当不快だろう。

自慢じゃないが、悪口臭に多少の自信すら持っている。

なんにせよ、この事態だけは避けたい。

いっその事、少し遅刻してラッシュを避けようかとも思った。

けれど、昨日の講義で、

「ミッチー甘すぎた。次回からは10分以上の遅れは遅刻とします」

「オーライ?」


ダメだ・・・。

遅刻2回で欠席扱いとも言っていた・・・。

遅刻せずにラッシュを避ける方法。

「無免許・・・」

「自転車・・・、あ、昨日盗まれたか・・・。」

「徒歩・・・・、午前2時出発・・・・」

導き出した答えは、前乗りだった。

そうなると、寝床の確保が必要だ。

友達の家に泊まろうにも、友達がいない。

ホテルに泊まろうにも、金が無い。

野宿しようにも、気温は氷点下に近い。

あ、最高の方法があった。

「僕らの聖地、自遊空間!」

すでに、僕の頭にはのだめカンダービレしかなかった。

「野田恵!野田恵!」

気分はピアニスト、歌うように身支度を整え駅まで向かった。

午後8時40分。

人気の特急列車は雷鼓のライブばりの盛況だが、普通列車はスカスカ。

別段急いでいるわけでも無いので、サッと普通列車に乗り込む。

25分後、無事到着。

気にかける程の酔いも無く、調子はすこぶる良い。

時間は9時ちょい過ぎ、自遊空間がある狸小路付近を目指す。

天気はさほど悪くないので、歩いていく事にした。

大通を過ぎてすぐの、この道。

思い出す。

先日、見知らぬ外国人に、

「オォ、チョットイイデスカ?」

「いやぁー、ちょっと急いでるんすよねぇ」

「イップンダケ!イップンダケデイインデス!」

「イップン!イップン!」

そんな言葉、クールな僕には全く通用しない。

冷たくあしらい、歩き去った。

去り際に、渡された写真。

その写真には、満面な笑みで移る家族らしき3人組が写っていた。

その純朴な笑顔に心和まされながらも、

「イップン!イップン!」と叫び狂う外国人を振り切って歩いた道だ。



そんな感慨に浸りながら、歩いた。

途中、ブックオフで40分、スガイで1時間時間を潰した。

いざ、自遊空間へ。

足取りも軽い。

狸小路が見えてきたあたりで、ふと気づく。

ダンサーが多い。

アニメーションやブレイクダ、特にヒップホップが多かったか。

3人組、5人組、中には1人で。

それぞれが思い思いにダンスの練習にふける。

そんな青春の風景を横目に、青春を謳歌すべく自遊空間へと急いだ。

「お、今日もダンス頑張ってるな!」

「お前もこれからネットだろ?」

「ああ、お互い頑張ろうぜ!」

「あぁ、負けないぞ!」

なんて、心のやりとりがあったかのような満足感。

ついつい勇み足で自遊空間へと入店した。

受付を済ませ、のだめカンタービレを片手にマイワールドへ。

今回は8時間パックで1500円を選択した。

深夜の自遊空間。

外ではダンスの練習に汗を流す若者達。

一方、隣の席では、色恋に汗流すふざけたバカップル。

数センチの壁1枚で隔てられた向こうで、バカ共が大声でいちゃつく。

誰かさんのせいで、バカップルには過敏に反応する。

もう殺すしかない。

正義の味方である僕は、考えよりも先に行動していた。

おもむろに部屋から退出し、隣のバカップルームを外からノックする。


彼氏「はい?」

彼女「・・・」

僕「・・・」


サッと部屋に戻り、のだめを読む。


ジュースを取りに行き、開いている反対の隣の部屋から壁をノック。


彼氏「・・・」

彼女「・・・」

僕「・・・」


サッと部屋に戻り、のだめを読む。

効果覿面。

この波状攻撃で、彼らの息の根を止めてやった。

案の定、隣からは物音一つしなくなった。

言い知れぬ満足感と共に、エリートヤンキー三郎を読みまくった。

ルーキーズ全24巻を読み終え、軽い眠りに入る。



どれくらい経っただろうか。

いつのまにか、リクライニングシートを倒し、眠りについていた。

急いでパソコン画面を見る。

『経過時間8時間6分』

完全にオーバーしていた。

幸い本は棚に戻してある。

急いで身支度を整え、レジへと向かった。

時間が早朝だったため、レジは無人。

なにやら、奥の方で楽しそうに話す声だけが聞こえる。

「すいませーん!いいっすかぁ!」

大声で言ったつもりだが、誰も来ない。

「すいませーん!」

さらに上げたが誰も来ない。

ふと、100均で売っているようなベルの存在に気づく。

これだけ大声出して来なかったのに、ベルなんかで・・・。

それでも、ダメ元でベルを力強く押す。

「ちーん」

小さくベルが鳴った。

その瞬間、店の奥から颯爽と小走りで店員が登場。

すごい暗い顔だ。

たぶん、奥で談笑する輪の中に入れなかった可愛そうな店員だろう。

それにしても、なんともまぁ機械的。

ベル以外では私共を呼べませんよアピール。

「ご清算でよろしかったですか?」

「あ、はい・・・」

ピッピッ

「それでは1550円になります。」

「え・・、1500円じゃないんですか?」

「はい、8分経過したので1分超過で延長料金50円いただきます」

もうあれを言うしか無かった。







「イップン!!イップン!!」



そんな言葉、クールな店員は全く通用しない。

冷たくあしらうように、

「1550円になります。」

「・・・・はい・・」

キリの悪い金額を払わされ、店を後にした。

「これから学校か・・・」

満員電車に乗るよりも確実に疲れている体に鞭打ち、学校へと向かった。

ここ最近、未履修の問題が悪化してきている。

富山県立高岡南高校を皮切りに、今では全国で500校を超えた。

さらに、自殺者まで出す程の社会問題にも発展した。

受験対策、高校教育。

文科省の説く「高校教育の真意」と言うのもわかる。

けれども、進学校の教師、PTA、生徒が望むものは一つ。


『良い大学への進学』


その手助けとしての「高校教育」であってもいいように思う今日この頃。







まぁ、そんな未履修問題よりも、我が家ではカビ臭問題の方が深刻だ。

何故か、いたるところでカビ臭がする。

台所然り、洗面所然り。

男3人暮らしの時分、だらしのなさが露になる。

こんなんで一人暮らしができるのだろうか。

生活を省みる必要がある。

句読点や漢字・平仮名を変えるだけで、文章の意味が変わる文例。


パン作った。
(ぱんつくった。)
パンツ食った。
(ぱんつくった。)


ここで履物をお脱ぎください。
(ここではきものをおぬぎください。)
ここでは着物をお脱ぎください。
(ここではきものをおぬぎください。)


あのオカマ、出かけていくわよ。
(あのおかま、でかけていくわよ。)
あの丘まで、駆けていくわよ。
(あのおかまで、かけていくわよ。)


男性にも、稀(まれ)ながら乳がんが発症する事があります。
(だんせいにも、まれながらにゅうがんがはっしょうすることがあります。)
男性に揉まれながら乳がんが発症する事があります。
(だんせいにもまれながらにゅうがんがはっしょうることがあります。)


これらを「ぎなた読み」と言います。

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プロフィール

HN:
総統
年齢:
36
性別:
男性
誕生日:
1988/02/09
職業:
大学生
趣味:
ネットサーフィン
自己紹介:
。゚( ゚^ω^゚)゚。ブヒャヒャヒャ

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