今日、学校が終わり、ふと財布の中身を整理してみた。
するとスガイのカードがひょっこり顔を出した。
見ると1300ポイントも溜まってるじゃないですか。
なんかもったいない。
そう思い、今日スガイに行ってきました。
スガイって言うのは、ボーリングだか映画だかゲームだか出来る北海道にあるお店の事。
んで、ススキノで地下鉄を降りて、目の前のスガイへ入店。
そこで思ったのは、1300ポイントをどう使うかって事。
なんでも、映画とボーリングにしか使えないみたいで、映画は1500ポイント無いと見れないらしくて断念。
でも、1人でボーリングなんかした日には自分の中で何かが崩壊しそうなのでこれも断念。
結局もなんも使えないじゃん。
「うわー、このカードつっかえねぇなー」
とか言いながら、よく見てみたら有効期限が1年も過ぎてた。
その瞬間、人差し指と中指でカードを挟み、シュンッって投げてた。
でも、せっかく来たんだから何かしよう。
そう思って、2階にある格闘ゲームをやってみた。
そしたら、なんかコンピュータ相手に3連勝!
俺って強いなぁなんて思ってたら、「ニューチャレンジャー!」とかなんとか、表示が出てきた。
どうも、向かいの席に誰か座ったらしい。
おっ!これがゲーセンのアレか!なんて思いながら、
俺に勝てるとでも思ってんのか的な感じで大きめに「ほぉ」とか言ってみた。
なんか、3連勝してたから、調子乗ってたんですね俺。
あのスティックの持ち方とかもワイングラスを持つように持って、ボタンとかもスパンッスパンッって押してた。
勝った時の言葉「お前が弱いわけじゃない。俺が強いだけだ」が頭の中で反復する中、戦いの火蓋は切って落とされた。
1分後。
「パーフェクト!」
という女性の声がゲームの中から聞こえてきた。
それと同時に、
「ユールーズ!」
という残念そうなおっさんの声も聞こえてきた。
この二つの声がこのように交錯するには、相手にダメージを全く喰らわせる事無く、完膚なきまでに叩きのめされた時だけにもかかわらずだ。
ゲームの音声にここまで罵倒されたのは初めてだ。
わざと手出さなかったんだよ的な感じで「ほぉ」とか言ってたら、ゲームの外からも声が聞こえてきた。
「よわっ!」
俺が弱いわけじゃない、お前が強いだけだ。
PR