今日は、前回の『ミイラ取りがミイラ』で書いた健康科学の日だ。
健康科学は5講目なのだが、4講目の経営学概論で気になる話を聞いた。
『ダイビングサークル』の話だ。大学のサークルの名前らしいが、公のサ
ークルではないらしい。
ダイビングとは、屋上からのダイビングで、いわゆる自殺のことだ。
そんなサークルが大学によってはいくつもあるらしい。嘘か本当か、いず
れにせよ講義中の余談とはいえ、
こんな話をするとは世の中狂ってるとしか思えない。
さて、本題の健康科学だが、葛西○教授やはり注意の仕方が他の人とは違
っている。今日も講義の初めに、
「話は外でしてくれ。ゲェ出るほどしてくれ」意味がわからない。話のしすぎでゲェ出す人なんて聞いたことが無い。
第一、健康科学を教える者が、ゲェを出せだなんて不適切極まりない。と
いうか、不潔だ。
それに、ゲェと聞くと、僕が小学生の時に家族ぐるみでお付き合いがあっ
たK井さん一家と焼肉に行った日を思い出す。
その日、僕ら家族はK井さん一家とともに少し離れた焼肉屋さんへ晩御飯
を食べに行くことになった。
貧乏な我が家は、焼肉など滅多にない。僕は躍起になって焼肉をたらふく
ほおばった。
この日から僕は小食になったと言っても過言ではない。
帰りの車内。もともと酔いやすいのにあれだけ躍起になって食べたもんだ
から、当然の如く吐き気を催した。しかし、吐くための袋が無い。しか
も、ここはK井さんの車の中。下手に吐いて匂いでも残したらこの二つの
一家の絆に亀裂をいれてしまうかもしれない。そう小学生ながらに考えて
いるとK井さんが、
「気分でも悪いの?」と優しく聞いてきた。しかし、そこは年頃の小学生。何を思ったのか、
「別に」などと、そっけない態度をとってしまった。ここで、気分が悪いとか言っ
といて、近くのコンビニのトイレにでも駆け込めば丸く収まったのかもし
れないが、
「そっかぁ」と、会話は終わった。それから2分後、当時の僕にとって何十分にも感じ
られる過酷な時間だっただろう。僕は我慢に耐え切れず、「吐きそう」と
言おうとしたその刹那、
「吐きそおろぉおろろろろぉ!」近くのゴミ箱風の箱にやってしまった。車内は騒然、鼻をつく刺激臭。
僕は、二つの一家に大きな溝を作ってしまったのだ。それだけではない。
僕が吐いたゴミ箱風の箱は、ゴミ箱ではなく、小物入れだった。僕のゲロ
に浮く小物。その小物が本物のゴミ箱に直行したのは言うまでもない。
後日談で、匂いが1週間とれずに外出できなかったという話も聞いた。
そんな経験があったせいもあって、この教授はやっぱり無いなと思った。
だけど、ノートはしっかり丁寧に4枚ほど書きました。
幸い、外に話に出てった人もゲェを吐かずに楽しそうに談笑してました。
(b’v゜)
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